ストーンサークルの密集地★縄文時代の小樽
北海道は、北東北3県と共に、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産への登録を目指しています。北海道内でこの世界遺産への登録候補となっているのは、函館市(大船遺跡・垣ノ島遺跡)と、千歳市(キウス周堤墓)、伊達市(北黄金貝塚)、洞爺湖町(入江・高砂貝塚)の各遺跡で、森町の鷲ノ木遺跡(ストーンサークル)も関連資産として挙げられています。
2019年、日本国内の文化審議会世界文化遺産部会において、「北海道・北東北の縄文遺跡群」が2019(令和元)年度の世界文化遺産推薦候補に選定されたので、いよいよ北海道から2つ目の世界遺産誕生へ近づいてきた段階にあります。
この縄文遺跡群は、縄文時代の草創期から晩期に至るまでの、「津軽海峡を挟んだエリア」の遺跡が選定されていますが、北海道には他にもたくさんの縄文遺跡が残されていて、もちろん小樽市内や近郊にも縄文遺跡が数多くあります。
ここでは、市内と隣町・余市町にある環状列石(ストーンサークル)をまとめてご紹介します。